ミケが我が家に来たのは、1997年の正月でした。その前年の夏頃から「外猫」として遊びに来ていましたが、ピンクの首輪を付けており、どこかで飼われている猫のようでした。まだ子猫で、その年の春に生まれた子のようでしたが、人怖じせず、また、遠慮深く、とても大人しい「良い子」だったのです。
ところが、年末から姿を見せなくなり、「きっと家猫として飼われるようになったんだ」と思っていたところ、1997年の1月3日、鎌倉へ初詣に行って帰ったところ、「ニィ〜ィ〜」というか細い声が聞こえます。声の主を探したところ、隣のアパートの敷地にちょこんと座ったままのミケを発見しました。
呼んでも一向に来る気配がなく、仕方無しにアパートの方まで回り込んでみると・・・。どうやらケガをしてい ます。後ろ足が不自由なのか、しっかりと歩けません。すぐに家に抱いて帰りましたが、後足には排泄物がこびり付いており、風呂に入れて洗ってやりました。すぐに電話帳で動物病院を探しましたが、正月のために開いていません。やっと一軒の病院を見つけ、診察してもらいましたが・・・・。
「骨折はしていないが、腰を強く打っているので、1ヶ月は外に出さないように」という診断です。そのままホームセンターでトイレやキャットフードを買って帰り、以来我が家の一員となってしまいました。 |