[釣行日] 99' 1月5日

   [場  所] 茅ヶ崎沖 『まごうの丸』
なかなかのサイズです。

 今シーズン5度目のカワハギに茅ヶ崎の『まごうの丸』より出船した。友人が5日に都合がいいと言うので準備をしていたのだが、前日に「風邪をひいた」という連絡。やむなく一人での釣行となった。

 まだ休みのところが多いのか、道は空いていて、いつもより30分ほど早く到着した。この分だと釣客も多いのだろうなぁと思っていたら、なんとカワハギ船はたったひとり!仕立て船だって一人で出ることなんてないのに、初釣り早々縁起がいい。気分良く、アサリを剥いて7:30に出船した。いつもはエボシ岩から江ノ島方面の岩礁帯で流すのに、今日は早川方面に進んでいる。どこでやるのだろうと思っていたら、定置網に船を係留しての釣りとなった。大型船に船頭と二人の釣りで、なんとなくのんびりした、まさに大名釣りの気分だった。

 いつもだと気分が焦り、周りの釣り人が気になるのに、今日は余裕の第一投。着底後すぐにアタリがあり、ゆっくりとあわせると乗ってきた。カンカンという引きで20pが釣れた。前回は岩礁帯でタルマセ釣りをして根掛かり連発だったが、定置網周りはいくらたるませても根掛かりはない。というよりも、たるませたりしなくても頻繁にアタリがある。ただし、アタリがあっても釣れないのが面白いところであり(つらいところでもあるのだが))、そう簡単には釣らせてくれない。

 軽くタタキを入れて、その後少し送り込んでゆっくりと上げてくるところでアタるというケースが多かったが、なかなか乗ってくれない。ついついあわせが鋭く、大きいものになってしまうが、前回の釣行で針が伸ばされることもあって、『大あわせはいけないのではないか』という反省をしていたので、あわせに集中して釣りをしてみた。

 結果としては、竿先をゆっくり上げるだけで十分であった。というより、それがベストであると確信した。実際にこの日はアタリがあって大きくあわせた時にはほとんど乗らなかった。もちろん状況によっては大あわせが必要な場合もあるとは思うが、基本的にはゆっくりあわせた方が乗る確率が高いのではないだろうか。当然ゆっくりとあわせるためにはいち早くアタリを感じる必要があり、アタリを自ら出すという技術が必要なのだと思う。

 干潮で潮止まりとなる12:30頃にはパタっとアタリもなくなったが、午前中で20匹を越えていた。この日はほとんど定置網周りだけで、沖上がり前1時間ほどを早川沖で流してくれたが、結局、釣果は自己最高の31匹。定置網周りは小型が多く、そのほとんどがワッペンに毛が生えたサイズで、引きは今ひとつであったが、外道のアタリもなく(実際ベラなど全く釣れなかった!)、カワハギ釣りを十分に堪能できた一日であった。

 今回は、「あわせ」をある程度は体得できた気がする。また、雑誌に出ていた狙っての二匹掛けというのを何度も成功させられた。これは、競技会などで数を伸ばすために、掛かっても追い食いを待ってから釣り上げるというもので、狙って二匹掛けができた時の満足感は尋常ではなかった!(一人だったからできたのだと思う。他の釣り人がいたらこんなことをする余裕もなかったはずである。)

 途中から小型はリリースしたが、それでも22匹をキープしてしまった。小型が多く、さばくのに時間が掛かったが、鍋にしても、肝和えにしても最高の美味であった。ただ、二人家族なので、次からは10匹以上は持ち帰らないようにしようと心に誓った。(10匹以上釣れたらの話です。)


 [  竿  ]  1.9mのカーボンロッド
 [ リール] ダイワ、『スーパーミリオネアST−15L』(左巻き)
 [ミチイト] PE1.5号
 [ オモリ] 25号
 [仕掛け] 幹糸:3号(自動ハリス止め自作)、ハリス3号(3本バリ)