[釣行日] 98' 12月第二週

   [場  所] 小網代沖 『太平丸』
太平丸は仕立て専門です。

 職場で仕立船を出すということで、友人から誘われて今シーズン3度目のカワハギに出掛けた。当日は北風が強く、もしかしたら出船しないかもしれないという予感を感じながら、三浦半島を南下した。幸い、出船はしたが、風は相変わらず強く、波は高かった。

まぁまぁのカワハギです。 小網代港沖合の30m程度の場所で第一投となったが、エサが取られない。誘ってみたり、待ってみたりと色々やってみるが、アタリはなかなか出ない。同船者がホウポウを上げたり、なんとマダイ(40p)を上げたりしているが、本命はポツポツとしか上がっていない。乗船者8名ということで、たっぷりたるませてやっと一匹目を上げることができた。その後もあちこちと移動して城ヶ島沖まで行ったが、入れ食いという状態にはならない。それでも隣は短ハリスの4本針を使用してタタキながら釣果を伸ばしている。上がってくるのはほとんどが一番下の針で、底で食っていた。

友人もコンスタントに・・・。 午後になって、やっと風が収まり、波も穏やかになって、アタリが明確に出だすようになった。水深は40mほどの場所が多かったが、叩いた後にたるませて聞き上げるとブルブルというトラギスのようなアタリがあり、ゆっくりあわせると例のカンカンというカワハギ特有の引きにかわる・・・というパターンが多かった。いずれにしろ喰いの渋い日であった。帰港前に小網代港沖の30m付近で良型が上がったが、総じて小型が多く、一番大きくても24pほどであった。

 今回は、和竿の調子が悪く、カーボンロッド(一応カワハギ専用竿)を使用したが、アタリの出方が違うのは腕のせいもあるので、あまり差を感じなかったが、掛かった後の引きの感じが全く違うのには驚いた。和竿であれば、明確に『金属的な』カンカンという引きが心地よく、小型であろうが楽しめるのだが、カーボンロッドでは竿が吸収してしまう分、柔らかな感じになってしまった。『月とすっぽん』ならぬ『鉄とこんにゃく』であった。また、20pを越える良型が掛かったときも、和竿であれば、リールが巻けず、竿が持って行かれるような引きの強さがあって、とても楽しいのだが、今回は良型が掛かったものの、竿が曲がってしまって強い引きが楽しめなかった。やはり、カワハギは和竿に限るということを痛感した。

 リールについても、今回わかったことがあるが、それほどギヤ比の変わらないリールを使っていても、巻き上げ速度に明らかに差があった。自分が使用した『スーパーミリオネアST−15L』は価格は安いが、実用には問題なしと思っていたのだが、ボディ剛性というものがリールの性能に大きな影響を与えているということに初めて気づいた。高いリールはその分ボディ剛性が高く、巻き上げの時にボディが変形しないため、スムーズに回転し、巻き上げ速度が速いのだ。ベアリングの数やギヤ比だけでなく、ボディ剛性というものもリールを選ぶ時には気をつけた方がいいようだ。

マダイも釣れました。 最終的に21匹を上げたが、20p以下が多く、いまひとつ満足のいく釣果ではなかった。外道もほとんど釣れず、活性の低い日であったようだ。(もちろん腕の悪さが主たる要因であるが・・・。)ちなみに竿頭は35匹であった。この人は前述の超短ハリスの4本針を使用していて、コンスタントに釣り上げていた。


 [  竿  ]  1.9mのカーボンロッド
 [ リール] ダイワ、『スーパーミリオネアST−15L』(左巻き)
 [ミチイト] PE1.5号
 [ オモリ] 25号
 [仕掛け] 幹糸:3号(自動ハリス止め自作)、ハリス3号(3本バリ)